ジェイク・バノン(コンヴァージ)のバンド形態ソロ作!
日本盤はボーナスディスク付きのcd2枚組の豪華仕様でDaymareからリリース!
ハードコア・シーンの最先鋭として圧倒的な存在感と人気を誇るコンヴァージの創設者/シンガー: ジェイク・バノン。カリスマティックなパフォーマーであり、美しいアートワークを手掛けることで知られるジェイクの新たなアウトプットがベールを脱ぐ。
ソロ・プロジェクトとしてウェア・ユア・ウーンズ名義で活動を始めたのは2010年代初頭、7インチやファイル配信をセルフ・リリースで実施しながら、コンヴァージでの活動の合間を縫ってアルバム制作を続行。ここに完成したアルバムはジェイク自身が全曲の作曲/レコーディング/ミックスを手掛ける野心的な制作方法を採り、バンド・パートの録音は盟友カート・バルー(コンヴァージ)が担当している。
参加メンバーとして名を連ねるのはマイク・マッケンジー(ザ・レッド・コード)、クリス・マッジオ(トラップ・ゼム)、ショーン・マーティン(ヘイトブリード/トゥウィッチング・タングズ)というさながらハードコア・オール・スターの様相。しかし奏でられる音楽は鬼気迫るコンヴァージやハードコアからは距離をとったもの。とはいえかつてのソロ・プロジェクトSUPERMACHINERで聴かせた実験的なアンビエント作ではなく、ニューロシスやアイシスに通じるドラマティックなヘヴィロックで、ここにジェイク自身がプレイするメランコリックなピアノが印象的に乗る。イメージありきで聴くと驚かされるが、あくまでロック・フィールドにとどまる作風で引き込まれる。
海外では1枚もののアルバムとしてリリースされるが、日本盤のみジェイクたっての希望でボーナス・ディスク付の2枚組仕様で発表。こちらの作品はほぼ完全にジェイク自身がひとりで作り上げたもので、アートブック・プロジェクトの一環として収められていたもの。単独での発売は予定されていない貴重な音源だ。
17/04/19