90'sエモシーンにおいて重要バンドのひとつで、現在の90'sエモリバイバルのバンドにもその影響力は多大なCAP'N JAZZ、
そのCAP'N JAZZの実質的再結成と話題を呼んだOWLSが1stアルバムから実に13年とゆう年月を経ての2014年作、待望過ぎる2ndアルバムをリリース!こちらは7e.p.からの日本盤となります。
シカゴEMO界の伝説Cap'n Jazzの実質的再結成と話題を呼んだ1stアルバムから実に13年キンセラ兄弟(Joan Of Arc、Owen etc)を中心にしたOwls、奇跡の2ndアルバム!
1989年シカゴにて、ティム・キンセラ(Vo、G)、マイク・キンセラ(D)、デイヴィー・ヴォン・ボーレン(G)、ヴィクター・ヴィラリール(G)、サム・ズーリック(B)の5人のティーンエイジャーによって結成されたCap'n Jazz。あまりにも短命でありながら、後のEMO/ポスト・ハードコア勢に多大な影響を与えた同グループの解散後、1990年代半ばより、ティムはジョーン・オブ・アーク(マイク、サムも参加)、デイヴィーはプロミス・リング、マイクはアメリカン・フットボール、ヴィクターとサムはゴースツ・アンド・ウォッカとそれぞれ活動。Cap'n Jazzおよびキンセラの名前は、広くポスト・ロック、EMO、ポスト・ハードコア、マスロックシーンに伝播し続ける。
2001年ジョーン・オブ・アークの一時的解散を機に、デイヴィーを除く元Cap'n Jazzの4名が再集結。Owls(アウルズ)と名付けられた新プロジェクトはスティーヴ・アルビニをエンジニアに迎えたアルバム『Owls』を発表。Cap'n Jazz時代を彷彿とさせるダイナミズムとバンド解散以降に各メンバーが培った洗練とを融合させた同作はリリースと同時に即座に決定的名盤との評価を得、多数のフォロワーを生み出す。同作発表後、メンバーは再始動したジョーン・オブ・アーク、マイクのオーウェン、ティム&サムのメイク・ビリーヴと、再びそれぞれのプロジェクトへと旅立ち精力的に活動を続けていく。
時は流れる。2010年のCap'n Jazzの再結成ライヴ、2011年のヴィクターのジョーン・オブ・アークのアルバム&ツアーへの参加を挟み、遂にOwlsが戻ってきた。18ヶ月の準備期間を経て、ジョーン・オブ・アーク&オーウェンそれぞれの最新作や、アイアン&ワイン、アンドリュー・バードらを手掛けたニール・ストラウチをエンジニアに迎えて製作された『Two』。ティム独特の捩れたメロディ、日本のポスト・ロック勢にも信奉者の多いヴィクターの流麗なギター、メイク・ビリーヴでの超絶タッピング・ギターも忘れ難いサムのテクニカルなベース、新バンドThey/They're/Thereの来日公演でも強烈な印象を残したマイクのドラム。「バンドのダイナミックさは1stアルバムのときと気味が悪いほど同じ」とのマイク・キンセラの言葉通り、まさにOwls以外何ものでもない強靱かつ独創的なアンサンブルはしかし、Cap'n JazzからOwlsの1stの関係がそうであったように、前作から13年の間のメンバー各人の経験がフィードバックされさらなる深みを増している。
1. Four Works Of Art...
2. I'm Surprised...
3. The Lion...
4. Why Oh Why...
5. This Must Be How...
6. Ancient Stars Seed...
7. It Collects Itself...
8. I'll Never Be...
9. Oh No, Don't...
10. A Drop Of Blood...
11. I Gave Up... *
12. Nectar Is Sweet And Sticky
Stuff... *
*=Bonus Track for Japan
14/04/09