良質日本メロディックパンクレーベルWaterslide内に出現したハードコア/メタルレーベルBreak the connectionのリリース第2弾となる東京男女デュアルボーカルステンチハードコアFILTHY HATEとUKのベテランメロディックパンクMIDWAY STILLによる異色split 7ep作品!!!FILTHY HATEが3曲、MIDWAY STILLが2曲の全5曲入り!お互いのカバーを両者とも異様なアレンジでカバーしオリジナリティを放つ様はやばいです。
以下レーベルinfoより。
この組み合わせこそここ最近にはない面白いリリースが出来た。もちろんMIDWAYの来日が切っ掛けってのは言うまでもないが、ご存じの通り WATERSLIDE RECORDSの召還と言えば往年のメロディック系バンドが主流。だが来日時の対バンは同じジャンルのみと言う考えは捨て、とにかく面白いものにしようと 考えてるかどうかはオニギリ氏のさじ加減(笑)。
まぁリリースしているオムニバスを収録バンドを見れば一目瞭然ですね!メロディックもハードコアもひとまとめにパンクですから!何が言いたいんだオマエは?と申しますのも私がWSに加入し、その中で自分の色を出させろ!いや、出させて下さいと頭を下げ(嘘) ジャンルに拘らないカッコいいバンドをリリースする為のレーベルを立ち上げたのがそもそもの始まり。しかしその記念すべき一発目は誰が予想しただろう?と言っても2作目の方が先に出ちゃいましたけど(笑)。
90年代初頭にメジャーでも活躍していた往年のUKメロディックMIDWAY STILLと80年代後半のUKハードコアへのオマージュFILTHY HATE。
BOSS TUNEからリリースされた復活の新作がハードコア/パンクスの間でも相当良かった(WSの2人もこの名盤には心底ヤラレた)のもこのリリースに繋がった のもある。MIDWAYのポールに持ちかけたこのプロジェクトもあっさりOKだったのも意外。そしてお互いのカバーなんてどう?に対しても問題ないよ。 おー流石だな(笑)来日後イギリスに帰国してし数か月。気に入ってくれるといいけどな〜ともう曲が出来ていたのだ!俺からの要望はとことん“SAD(泣 き)”にしてね!と言い続けたのもあり素晴らしい新曲!!!音も完璧とやっぱプロのミュージシャンです(笑)そして気になるカバーにも仰天!これホント FILTHYの曲?ってなるほど!原曲のリフを基本にMIDWAY流メロディックに仕上げてきたのだ!FILTHYメンバーからもこういうのが本当のカバーって言うんだろうな、と。
そしてFILTHYサイド火が付く。一度仕上げたカバーを捨て、MIDWAYを黙らせる為の本気度が一層曲に磨きをかけ仕上がった曲は泣けた。
ハードコア、ましてやステンチな汚ったね〜音出してるバンドがここまでやるとは。正直驚きましたよ。まさかのステンチコアが生み出した メロディック・サイドへの返答!まさにシューゲイザーとハードコアの融合が生まれた奇跡。
スピーカーから放たれた両バンドの音にこれはとんでもない作品で あり、ある意味ほんのちょっとした切っ掛けでこんな面白いことが出来てしまうのだと確信した瞬間だった。
FILTHY HATEサイドは新曲、MIDWAY STILLの“WHAT YOU SAID”のカバー、デモ音源の再録3曲を収録。
MIDWAY STILLサイドは再始動アルバムを超えた泣きのメロディックが沁みる新曲とFILTHY HATEの“Various Cultures”カバーを収録。
12/09/25