新聞紙と石膏から作った完全手作りの石棺型「超」特殊ジャケット（※初回限定仕様なのでご注意ください）に包まれた妄想世界地図、、、AUTORA 2nd ALBUM 「OLGOI KHORKHOI」入荷でっす！

「Akio Milan Paak」名義でのソロワークをはじめ、佐脇オキヒデとのユニット“Tanzmuzik”、田中フミヤとのユニット“HOODRUM”などの活動で知られる山本アキヲ氏と「speedometer.」名義でのソロワークやイルリメとのユニット「SPDILL」などの活動で知られる高山純氏により2009年に結成した『AUTORA』。当初は2人で活動を開始するも、2010年5月28日東心斎橋JANUSで のライブ出演を機に、打ち込み（エレクトリック）を楽器として位置づけ、ドラムに砂十島NANI氏 (BOGULTA)、ギターに森 雄大氏 (neco眠る)を迎え、高山純（エレクトリック）、山本アキヲ（ベース）のBANDSETでの活動を開始、そしてAUTORA BANDSETでの初のアルバムが遂にリリース！
外側への憧れと妄想と想像。しかし掘り下げ深める事はないままに、勝手なイメージで描き綴った世界地図。勘違いした舶来感、精神性のないエキゾ。違和感のある質感はアジアのローカル、大阪という地で膨らませたイマジネーションの産物。
突っ込みたいけど隙がない、素っ頓狂なダンスミュージックを記録。
辿り着いたのは辺境の地ではなく、子供の頃にTVの中に観たアジアのどこか、市場、路地裏、駅、寺院、農村。西洋の文化に憧れて模すも、まるで”別物”になった ファッションや音楽。行けそうで行けない、届きそうで届かない。
山本アキヲと高山純、ふたりの抑圧された欲望は外へ外へと溢れ出し、解放され、『AUTORA』のサウンドとして昇華。意表をつく素っ頓狂なメロディ、驚く程に太くしなやかなオーセンティックなベースなど、過去の音楽活動・作品とは真逆のアプローチにより、エキゾ風ダンスミュージックとして進化を遂げる。
さらには砂十島NANI(BOGULTA)、森 雄大 (neco眠る)のふたりが持つ各自の勝手なエキゾ感と結実。
辺境、独自の文化への憧れをモチーフにしつつも、勝手な解釈、勘違いな舶来感をフィルターにして、錯乱するような手触りのロックサウンドが誕生、ニューアルバム『OLGOI KHORKHOI』となって放たれた。
ロック、エレクトロニカ、CLUB、PUNK、HARDCORE等幅広い方々に推薦する一枚！

12/08/09