infoより
長々とレーベルを続けてきましたが、特に何年続けたからとか、何枚レコード出したからとかいうことで、メモリアル的なイベントやリリースを行うようなこともなく、いたずらに時を過ごしてきました私ですが、よせばいいのに100枚目の7インチは何かしらこだわりたいと思ったのが運のつき、100枚目で出すはずのものが順番では115枚目のリリースと相成りました。
私が100枚目の7インチでリリースしたかったバンドは、もちろん世界最強のOi!バンド、英国はロンドンのHARD SKIN。
長年に渡る極私的な思い入れと、「いつかsnuffy smilesの伝説のスプリット7”シリーズに名を連ねるぜ」というメンバー、Fat Bobの言葉を真に受けて、思いついたのが、当時、これまた私的に日本最高のバンドであったBLOTTOとのスプリット。
多くの人が首を傾げるであろう組み合わせとは知りながら、これぞ自分のレーベルらしいリリースだと舞い上がり、BLOTTOのメンバーも皆がHARD SKINのファンであったこともあり、「自分のために自分の好きなものをリリースするのが自主制作レーベルの本分だ」ということでリリース決定したのが確か2年半前。
2年前の9月にBLOTTOがレコーディングを終えてほぼ2年、遂に完成の運びとなりました。最高の音源を録音してくれたBLOTTOの皆様には迷惑かけました。
最初で最後(?)のわがままと許してください。結果的に最後のレコーディング(であろう)となったBLOTTOの2曲も、3年越しで奪い取った4年振りとなるHARD SKINの新音源も、どちらも素晴らしく、しつこいですが私的には涙ものの作品となりました。
2 年前、BLOTTOが活動している時にリリースできればもっとよかったのですが...。いつも反省ばかりです。でも、素敵なレコードなのでパンク・ロックが好きな人はみんな聴いてください。人生とパンク・ロックに必要不可欠なものはユーモア・センスですね。よろしくです。
10/09/07
10/09/15