UKメロディックパンクを語る上で必ず通らなければならない最重要バンドの一つであるLEATHERFACE、1993年に一度解散するも1998年に電撃的な復活を遂げる、以降HOT WATER MUSICとのスプリットをはじめとして、2枚のアルバムを発表、そして遂に前作より約6年振り!となるニューアルバムが完成!日本盤はInya faceからリリース!ちなみにUs盤はNo ideaからのリリースみたいです!
HUSKER DU meets MOTORHEADなんかと称されたんですね、おぅー確かに納得。そのLEATHERFACEサウンドは各国に様々なフォロワーを生みまくり、HOT WATER MUSIC、AVAIL、DILLINGER FOURなどのシーンを引っ張る海外バンドもLEATHERFACEに多大な影響を受けてきたと公言、2008年には世界各国の35バンド!が参加した彼等のトリビュートアルバムもリリース、勿論日本でもその流れはありありで数多くのバンドが影響を受けているに違いない、2005年に日本メロディックシーンに欠かせない良質レーベルSnuffy Smileより『The Bastards Can't Dance - A Tribute To LEATHERFACE』がリリースされていることでもそれを感じることができる。
そんな生ける伝説的なバンドであるLEATHERFACEの新作となる今作、ボーカル、フランキーの圧倒的な存在感を誇る声と厳格なるエモーショナルサウンドは今作でも健在だ!
結成から20年以上、さすがに初期のような若く荒々しい感じはそんなにない、復活してからのアルバムの延長上にあるであろう今作、最早、完全におっさんであるが、おっさんだからこそ出せる、この渋味。年を重ね、様々な経験値を得たからこそ出せるこの哀愁感はやはりセンス抜群すぎで涙腺をゆるめてくれます。
ボーカル、フランキーのあの独特な哀愁ハスキーボーカルも相変わらず最高で、UKならではとゆうか、やはりUSのバンドにはあまりない陰がかったメロディーラインがいいです!
メロディックパンクファンは勿論のこと、エモ、インディーロック好きにもアピールできる一枚!全12曲入り!
10/03/30