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商品詳細

CARDOPUSHER / UNITY MEANS POWER (cd) Muder channel

販売価格: 1,890円(税込)
数量:
ヴェネゼーラ共和国在住の脅威のブレイクコア/ダブステップクリエイターCARDOPUSHER。
彼は幼初期からパンク、レゲエ、テクノ、日本のアヴァンギャルドミュージックなどを聴きPCによる音楽制作を開始。
そして2006年に世界のブレイクコア・シーンをリードする名門レーベル「PEACE OFF」よりアルバム「Hippie Killers Don‘t Mind Jah Conversations」を発売、様々なジャンルのリスナーに受け入れられアルバムは即完売。
大規模なヨーロッパツアーや「WOOD RECORDS」、「WRONG MUSIC」などのレーベル・コンピレーションに参加しその名を不動の物にした。
近年ではダブステップ系の曲作りにも活発に行いアメリカの「TERMINAL DUSK」や「Lo Dubs」、「RED VOLUME」などのダブステップ・レーベルから作品をリリースし高い評価を得ており、ブレイクコアとダブステップの架け橋的な存在にもなる。またAMENのCasey Chaosと共にバンド「GRINDHALLERXXX」を結成しアルバムを製作している。2007年にはMURDER CHANNEL3周年記念PARTYに出演し、念願の来日公演を果たし多くのファンを魅了した。
今作は2006年〜2008年までに製作された楽曲を中心に書き下ろしの新曲、現在では入手困難な激レアトラックを多数収録、そしてOVe-NaXx/QUARTA330/DJ 百窓/aaaaaなどの日本のブレイクコア/ダブステップ・シーンの最前列で活躍している国内クリエイター達のスペシャルなREMIXも収録。
驚異的なアイディアと緻密なプログラミング・センス、攻撃的なビート&ベースを武器にレゲエ、ヘビーメタル、レイブミュージックなどをポップに料理した唯一無二のオリジナル・サウンドを余すところ無く収録。Modeselektor、Ghislain Poirier、The Bugなどのエレクトロ・ダンスホール好きにはたまらない内容になっています!
ブレイクコア初心者から上級者まで納得させながら、Modeselektor、The Bug、Ghislain Poirierなどのエレクトロ・ダンスホール好きも納得させる究極のラガマフィン・ブレイクコア・アルバム!


track list
1.Shockansorber
2.Show Me Your Pussy Massive
3.Amenijad (feat Rotator)
4.Chivo Que Se Devuelve Se Esnuca Hardcore 1999-1997
5.Pollo Ronco
6.Gaan A Bed
7.Homeless (remix by DJ 100mado)
8.Travestieten Transsexuelen Over The Rainbow Braak
9.I Will Act Like I Care (feat Sickboy) 
10.Plastic People (remix by Devoner) 
11.Get The Drop On 
12.Jamaican Tang 
13.Low End Legacy 
14.Shockansorber (remix by OVe-NaXx) 
15.Show me your pussy massive (Golden Pussy remix by aaaaa) 
16.Homeless (remix by Quarta330) 
17.In The Power Of XTC



コメント
DJ TECHNORCH(テクノウチ)
ギコギコダンダンズドンズドン!Cardopusherの楽しそうな顔が目に浮かぶ、これだけハードなアルバムなのに一聴してこぼれる感想が「楽しそう」なのだから不思議なアルバムだ。
この音楽は簡単に言うとBreakcoreに分類されている音楽のようだ。Breakcore系のサウンドは、シーンによっては(しかも結構栄えているシーンで)既存のジャンル名に当てはまらないちょっと過激なそんな音を、まるごとBreakcore・場合によってはNu Raveとしてゴッチャに分類していたりするようだ。
そりゃあ勿論この呼称カテゴリーを全て当たって行けば、「えぇ!?このアーティストまでBreakcoreって言っちゃうの!?Nu Raveって言っちゃうの!?」みたいなものも溢れているけれど、なんだかみんな適当だし、あんまり真面目に分類する気もないみたいだし、もちろん私にもないのだ。
Breakcoreという言葉はとても便利だ。誤解を恐れずに言えば、なんだかよくわからない過激サウンドはみんなBreakcoreだ。
ここは最終出力としてのジャンルのルツボであり、何といってもルーツのルツボなのである。
少なくともBreakcoreはTrance/Hardcoreといったスタイルとは異なり、ベーシックテンプレートの存在しない音楽だと言える。ある程度のテンプレートが存在すれば、楽曲構成がこうで・シンセの種類がこうで、みたいな暗黙の了解は勿論のこと、案外みんな音楽のルーツが一緒だったりする状況が自然と生まれたりするものだ。でもBreakcoreにはこれといったテンプレートがない、最終出力として世界中のアーティストが捻り出すそれは確実に「Breakcore」なのだけれど、一人一人のサウンドから全く異なるルーツを見出すことが出来る。まあそんな嘘っぽいジャンル話はこれぐらいにして、、改めて書くと、Cardopusherのこのアルバムは実に楽しそうなアルバムなのだ。
このアルバムからはCardopusherのあらゆるルーツが、歪みつくしたブレイクビーツ・ガバキックに載せられ実に愉快に飛び込んでくる。何故、これ程まで激しい音を愉快に感じてしまうのだろうか?一聴して耳に残るラガ・ボイスのせいかしら?勿論それもあるのだろうけれど、このアルバムから発せられる楽しさはもっともっとストレートかつ全面的なものだ。ああ、Cardopusherの音には迷いがないのだ。彼は「見てくれよコレ!面白いだろ!」と言わんばかりに、私達に向けて自らのルーツを詰め込んだおもちゃ箱を全力で投げ飛ばして来るのだ。しかもそのおもちゃ箱はなんだか知らないがガチャポンみたいなモノが満載だったらしく、私達にはただそこに居るだけで次から次へとCardopusherサウンドが転がり込んでくるという訳だ。
そして向こう側に見えるのはCardopusherの全開の笑み、これが愉快でなくて何なのだろう。そしてその一直線な意欲は見ての通りのダイナミックなサウンドで・見ての通りのハイクオリティで・見ての通りの新鮮さで私達にぶつかってくる。
ガチャボンうんぬんはともかくとして、誰もが愉快に、そしてハードに踊れるアルバムが出来上がった訳だ。これを読んでいるあなたがまだ体験していないのだとしたら、是非Cardopusherのおもちゃ箱に飛び込んで欲しい。愉快だ!実に愉快だよCardopusher!
10/03/11