KYOTO HARDCORE、.islea.、完全クラシックな前作『こころのもり』から11年を経て、正に待望の新作が前作同様にiii recordingsよりリリース。
2006年に解散したKYOTO HARDCORE、naiadのメンバーによるバンド、2010年に『こころのもり』をリリースするも、その存在は非常に謎めいていて、バンドが活動しているのか、存在しているのか、リリース時から現在における、この11年とゆう年月の間も何も情報が無い状態、何年か前にはセイヤさんがスタジオには入っているらしい、とか噂話を聞いていたりもしましたが、ただそれが.islea.としてスタジオに入っているのかも謎であったし、そんな中でも『こころのもり』はずっと聴いていて、.islea.の存在は自分の中においてとてもとても特別なものとなっていました、
新作のリリースのinfoを聞いたときはとんでもない衝撃をくらったんだけど、結果.islea.はずっと活動をしていて、なのでこれは".islea.としては、"まさかの"とか"突如"としてリリースされる作品ではなくてとしては必然のリリース。
『こころのもり』は"内"、"中"、"黒"と内面をエグような様、全編を張り詰めた緊張感で覆い尽くし、どこか突き放すような、激情的で、それでいて見せるとてつもない美しさもあった凄まじい作品でしたが、
"解放した"
とゆうこの新作は『こころのもり』を内側に貫き通し、そして"外"に向かっていく音、ひかり、まさに煌びやかに輝く、あたたかく、優しさも内包したかのような音の質感、前作とは違う、別の角度からとゆうか煌びやかに柔らかに覆われながらもそのまま全方位で持っていかれる圧倒的に広がっていく音。
New school、Emotional Hardcore、Chaotic、Emo violence様々な"要素"は感じるんだけど、そのどこにも当てはまらない、.islea.は"Nothing but a True Hardcore"。
naiadが終わって、.islea.が生まれた。naiadと.islea.は全く別物だとゆう認識を勝手に持っていたんだけど、これは確実にnaiadから繋がり続けていたストーリー、"Hardcore emotion"のその先の更に向こう側。
cdを手に取ったらまず、その時点でブチあがるんじゃないかな、naiadのあの"Hardcore emotion"を超えれるのは.islea.だけだってゆう。
自分の中で2005年頃から散らばり、彷徨っていたピースが16年を経て、2021年、少しずつ繋がっていて、Hardcoreとemotionは増幅して、より特別な存在となった"Hardcore emotion"、『こころのもり』はより内側に深くなって、そしてそれらを超越する存在となるのがこの"ひかりのはしら"。
この作品はクラシックとして残り、語り継がれていくのは間違いないんだけど、この作品を今、聴けて、感じれること、その素晴らしさ、感動はかけがえのないもの。2020年からの暗闇の世界、そしてこれからの未来を照らすとてもとても特別なひかり。美しく壮大な光の景色。溢れる希望。
レコーディングは.daydreamnation.、ミックス、マスタリングは京都出身で90年代後半から00年代前半は日本ダンスミュージックシーンをけん引したSOFTとAOAの中心メンバーとして活躍し、現在はCHURASHIMA NAVIGATORとして活躍、DJでの活動もするSINKICHI氏。
全5曲、天と地、その先の天と地、またその先の天と地、、、宇宙の彼方、そのまた彼方まで、果て無く高く深く貫いていく"ひかりのはしら"。
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