80's大阪産シンセパンク/ニューウェーブ!電動マリオネットの編集盤Lp!!!
傀儡電伝 by Dendö Marionette
1980年代初頭の猥雑とした大阪を中心に活動したカルト・シンセパンク/ニューウェーブ、DENDO MARIONETTE。
当時としてはかなり珍しくメンバー全員がシンセを操り、伝説の天王寺マントヒヒや京都磔磔、サーカス&サーカスなどでライブを行っていた彼らが1981年にリリースした唯一の単独作にして海外連中も鼻息荒く探している7"Flexiに、翌82年、2nd 7"も念頭に入れてレコーディングされていた完全未発表の4曲も加えて初のオフィシャルLP化再発。
大阪のMouseと、HOAXやCROWN COURT、そしてSHEER MAGのリリース等で知られるNYCのKatorga Worksオーナーが新たに始動させたレーベル、"Bitter Lake Recordings"からの共同リリース。
当時まだ二十歳そこいらだったメンバーの自宅にて蒐集した機材を並べレコーディング/DIYリリースされた、この時代のドキュメントともいえる貴重な音源。
ポップでポジティブなニューウェーブサウンドだけにはとどまらず、初期インダストリアルやダークアンビエントからの影響がアルミ色の電車に灯りが反射する大阪の夜を這う全9曲の退廃とスリル。