再入荷!!!
NOTIIBELIKESOMEONE!2014年新作!!!
京都のNOTIIBELIKESOMEONE、岡山でも絶大な人気を誇る彼らの新作は2013年にYoutubeにて公開された"The last voyage of the albatross"、そしてこちらも先日、Youtubeにて公開されていた"tabula rasa"の2曲と"two side of the same coin"の全3曲を収録したワンコインシングル、現在のNOTIIBELIKESOMEONEの名刺代わり的な1枚。
彼らをはじめて見たのは2003年、神戸にDAY OF CONTEMPTの来日公演を見に行った時、とにかく衝撃だったのを覚えています、その帰り、買ったデモテープをひたすらリピート、更に衝撃をくらいましたね、POISON THE WELL meets IRATEだ、なんて当時、誰かが言ってたけどそれもめちゃくちゃ納得、その時、じわじわと浸透しつつあった最先端のテクニカルブルータルメタルコアとも共鳴しながら、日本のみならず世界的に見ても、そのオリジナリティは凄まじいものでした、特に音楽性を変化させる前のラストに作ったであろう楽曲は壮絶なカオスを渦巻かせながら疾走しつつも落とし込んでいき、変態的な展開と叙情性が交錯するNOTIIBELIKESOMEONEの素晴らしい楽曲達の中でも名曲としか言い様のないものでした、この楽曲は音源化はされていませんがdvd"Freestyle outro'5"に映像が収録されています。2009年にメンバーチェンジとサンプラー/シンセが新たに加入し、これまでのNOTII節を基盤にしながらも更なる表現方法を手に入れ音楽性を新たに再始動、これまでも凄まじい存在感を放っていたtaf氏のボーカ
ルはより幅広いスタイルを見せとんでもないところにまで辿り着き、ハードコア、エモ、ポストロック、シューゲイズ、エレクトロ等々、様々なジャンルを行き来しながらもこれまでと同じく圧倒的とも言えるNOTII節を確立させた楽曲は初期とはスタイルは違えとNOTIIでしかない素晴らしいものでした、2010年にダウンロード配信にてデモ音源をリリース、サウンドと共に活動の幅もどんどんと広がり、ハードコアは勿論のこと様々なバンドやアーティストと共演、2011年には"京都大作戦"にも出演していました。そして2012年にフロントマンのtaf氏がまさかまさかの脱退、NOTIIを語る上で間違いなく重要な部分であったボーカルを失ったバンドは残りの5人でインストゥルメンタルバンドとして2013年8月に今作に収録されている"The last voyage of the albatross"のPVを公開し、約1年の活動休止を経て自主企画で復活を遂げる、5月には"tabula rasa"のPVを公開、そして遂にリリースされた今作は正式な音源としては2006年作の名盤"Tragic orchestra"
から約8年振りとなる作品となります、まさに待望と言える1枚、3曲と曲数は少ないながらもその内容はあまりに壮大で凄まじい濃度を持っています、昔からのNOTIIファンは必聴だと思いますし、エモ、ポストロック、シューゲイズ、エレクトロファン周辺でも完全に話題になるであろう作品、
変わった、変わらないとかゆう問題ではなく間違いなく素晴らしいものがここには詰まっていると言い切れます。
初期のハードコアのスタイルでも醍醐味だったエモーショナルなメロディーとドラマティカルな展開はより進化を繰り返し、どこまでも美しく、どうしようもない儚さに溢れた情景が辺りに広がっていく、時に包み込むように、時に轟音で全てを凄まじい力で飲み込んでいくように、繊細に紡ぎ合わされながらもダイナミックかつ壮絶に叩きつけていく、静と動、緩急を使い分け、それを物語のように繋げていく、あのデモテープの物語は今もまだ終わらず続いてるんだなって勝手に思ってしまいました。
今後の活動にも更なる期待しかない素晴らしい3曲を収録!!!大推薦盤!!!
14/09/15
15/07/22