1 木漏れ日のうた
2 針を落とす(MOODMAN REMIX)
・惣田紗希の手による24 ページのアートブック
・ジャケット写真:阿部健
・タイトル曲「木漏れ日のうた」のみ、ダウンロード・キー付属
https://soundcloud.com/mapup/komorebi-no-uta
静謐、と呼ぶにはちょっと愛らしすぎて。ポップス、と 呼ぶには、あまりに透明すぎて。ただただ、うつくしき ひかり、というそのバンド名から想起される通りの音楽。
そのキュートさだけで語るには、どこか切なくて。揺れる水面のような柔らかな筆致で描かれた、なのに力強さ を感じさせる絵と言葉。イラストレーター惣田紗希の描く、今という時間。
とてもとても愛おしい、そんな2つの音楽と絵が、ひとつ形となった作品が6月27日リリースされます。その名 も「うつくしきひかりと惣田紗希」によるシングル・ブックです。
これまでライヴで常に演奏され、かねてから音源としてのリリースが求められていたうつくしきひかりの優しく 暖かい名曲「木漏れ日のうた」が、7インチ・シングル の形で届けられることになりました。こちらには、特殊パッケージでうつくしきのファースト・アルバムのジャケットも担当した惣田紗希による 24ページのブックレットが付属。レコードに針を落とし、本を静かに紐解きながら、ゆっくりと歌を楽しんでいただければと思います。
また、シングルのB面には、某ネット・ラジオで突然オンエアされ、「あれはいったい何?」と局地的に話題を集 めた MOODMAN による「針を落とす」(1st アルバム『うつくしきひかり』収録)のリミックスを収録。エレクトロ感のあるビートをベースに、原曲の新たな魅力を掘り 起こした流石の仕上がりになっています。
うつきしきひかりの久々の音源は、新たな音楽の愉しみを提示してくれるものだと思います。単に「音を聴く」 だけでなく、手にとって触って楽しんでいただければとても嬉しいです。
■うつくしきひかり
ザ・なつやすみバンドやソロでも活動する透明な歌声を持つナカガワリサと、片想いやザ・なつやすみバンドでの活動はもちろん、cero や oono yuki 等のサポートでも知られるスティール・パン奏者 MC.sirafu によるデュオ。ピアノと歌、スティールパン(だけ)というシンプルな話法を用いながらも、とてつもなく豊かな映像を脳裏に映し出す。 2012年にリリースされたアルバム『うつくしきひかり』は、あえてネット試聴等を停止していたにもかかわらず口コミで静かに話題を集め、ロングセラーを記録している。
■惣田紗希
グラフィックデザイナー / イラストレーター。1986 年生まれ。栃木県在住。2008年桑沢デザイン研究所卒。デザイン会社にて書籍デザインに従事したのち、2010年よりフリーランス。cero、片想い、とんち れこーど、あだち麗三郎、ザ・なつやすみバンド、うつくしきひかり、 yojik と wanda、ヤング、YeYe、Rallye Label、七尾旅人、car10 のジャケッ トなど、数多くのインディーズレーベルの音楽関連のデザインを手掛ける。 anan で連載されていた松浦弥太郎「VVG」にてイラストを担当するなど、 イラストレーターとしても活動中。
http://soudasaki.tumblr.com/
14/09/03