2011年にラブクライ、LETTER、真夜中ミュージックの三沢洋紀氏と元THE BITE、U.G MANの岡林コゾウ大輔氏を中心に、OKミュージックボールの中川克志氏、ラブクライのメンバーでもあった宮地健作氏という豪華面子にて結成された"三沢洋紀と岡林ロックンロール・センター"がLess than TVよりカセットテープフォーマットで新作をリリース!!!
昨年、Headzからリリースされたアルバム『サイレントのとんがり』も素晴らしい作品でしたが、今作はそのアルバム制作直後に制作された作品で、アルバム制作時の熱量を持った裏1stアルバム的な作品に仕上がっております!!!
2011年、三沢洋紀(ラブクライ、LETTER、真夜中ミュージック、他…)と、岡林コゾウ大輔(元THE BITE / U.G MAN)を中心に、OKミュージックボールの中川克志、ラブクライのメンバーでもあった宮地健作という癖のある面々を集め、東京〜横浜間で結成。クラッシックギター、新聞紙のパーカッション、ベースとキーボードという形態の、小さな音でロックンロールを演奏するというスタイルで、都内を中心にライブ活動を始める。2012年7月に8曲入りデモCD-Rのアルバム『三沢洋紀と岡林ロックンロール・センター』を自主でリリース。その後すぐこのデモを聴いた佐々木敦氏(HEADZ主催)から「CDを作らないか」と連絡を受け(もちろん即了承)、2013年9月にプロデューサーにKIRIHITO、GROUP、younGSoundsの竹久圏を迎えたファースト・フル・アルバム「サイレントのとんがり」をHEADZよりリリースした。ラブクライ時代か ら定評のある三沢のソングライティングとポップ・センスは磨きがかかり、その歪な音像と形容し難い癖になるサウンドとともに話題を呼ぶ。
そしてレスザンTVからリリースとなる本作「COMIC EP」は前出のファースト・フル・アルバム制作直後に、その熱と集中力を持続したまま録音された、いわば裏ファーストアルバム的な趣のある作品である。また本作には東京地下シーンでひっぱりだこのギタリスト山田民族(F.L.Y、pagtas、Amephone’s attc、他…)、パーカッションに横浜の即興シーンの最重要人物Marcos Fernandes(マルコス・フェルナンデス / 三沢と国際オバケ連合というバンドもやっている)等が参加し、総勢6人からなるカラフルかつストレンジなバンドサウンドとなった。三沢の弾き語りをベーシックとして、メンバー一人ひとりが音を重ねていったという制作過程を想像するのも楽しい。HEADZ〜レスザンTVという振り幅の大きさが、彼らの活動の風通しの良さを物語っている。
14/04/12