NY HARDCORE!YUPPICIDEがなんと14年振り!となるEPをリリース!YUPPICIDEのディスコグラフィーもリリースしていたDead cityとそのディスコグラフィーの日本国内流通を担当していたお馴染みWD soundsによる共同プロジェクトでのリリースとなります。
以下WDからのinfo文になります!
DEAD CITYより2010年にリリースされたDISCOGRAPHYはYUPPICIDEが現在のHARD COREに与えた影響を証明した。 YUPPICIDEはとてもユニークでシニカルなそしてクラシカルなNEW YORK HARD CORE BANDだ。
1988年にBROOKLYNにて結成。80年代後期〜90年代後期にかけ て、NYではCBGBやABC NO RIOを中心に活動し、88年にリリースされた9曲入りのDEMO TAPEを皮切りに数多くの7inch、アルバムをリリースした。
89年の7inchではNYHCと言えば言わずもがななプロデュースはDON FURY。USの重要レーベルであるWRECK-AGEから数多くの作品をリリースしている。
YUPPICIDEのPLAYしていたNYHCを説明するのは難しい。血まみれのイメージが。CHAOTICではなくCHAOS。HARD COREの持つSTRANGEで普遍なイメージを最も体現するOLD SCHOOL NEW YORK HARD CORE。
BILLY CLUB SANDWICHやSIX AND VIOLENCE、NO REDEEMING SOCIAL VALUE, BAD LUCK 13といったバンドに対して与えた影響は聴けばすぐに分かるだろう。
NO REDEEMING SOCIAL VALUEの様なギミックを使った表現の原型もそこにはある。
しかし、YUPPICIDEは所謂METAL的なHEAVYさやクロスオーバーは一切押し出 さない。
AGNOSTIC FRONTやWARZONEに並ぶSTRAIGHT UPなNYHCだ。BREAKDOWNにさえ通じる様なリズムを重視した NYHCであり、MURPHY‘S LAWにも通ずる(YUPPICIDEもREGGAE/SKAからの強い影響を感じる曲もPLAYしている)FUNでHARDなNYHCだ。
シニカルな表現を曲の中に落とし込んでいる様やARTWORKとLIVEは誤解を生み出しやすいがYUPPICIDEは生粋のNYHCだ。
YUPPICIDEはNYHCを代表するバンドである。それと同時にアメリカを代表するHARD CORE BANDでもある。80年代のUS HARD COREが歴史と共に産み出していった自由でどこまでも行く事の出来るHARD CORE。
YUPPICIDE はまた動き出す。そのSTYLEはぶれる事無く、より確固たるものとしてYUPPICIDE。NEW YORK HARD CORE / PUNKのLEGENDであり、今もなおSTRANGEで普遍的な存在。このEPのリリースは少しだけ、そして大きな事件である事を憶えておいてもらいたい。
12/09/26