ヘヴィドローン、パワーアンビエントの始祖としてサンO)))ら後進アーティストに多大なる影響を与え続けるアースの初レコーディング作で、あのカートコバーンが生前ニルヴァーナ以外でヴォーカルを披露した数少ない作品となる一枚が日本初発売!
本作に収録された音源のうち3曲は、元々名門サブポップよりアースの1st作『Extra Capsular Extraction』として91年にリリースされていたもので、ニルヴァーナとして『ネヴァーマインド』をリリースする以前のカートコバーンが参加していることもありニルヴァーナ/USオルタナファンの間で話題になった1枚、しかしながら、この3曲以外にも同時に録音されていた曲があることは広く知られており、それらは何度かブートレッグ化され、一時期的に別作品のボーナストラックとして収録されてきたりしていましたが、広く一般的に流通したわけではなかった、、、長きに渡って語り継がれてきた作品が、完全盤として遂にベールを脱ぐ!
"Divine And Bright"で聴けるカートのヴォーカルは、彼がどのシーンに所属し、どんな音楽が好きだったのかを雄弁に語っている。きちんとしたかたちで流通されることで、幻の楽曲に触れられるリスナーが増えるだろう。カートの死にまつわるアースのリーダー、ディランカールソンとの悲劇的なストーリーはよく知られているが、音源という唯一無二の証拠をもって、2人の関係性がいかに生産的なものだったかが証明される。
勿論、突然変異のヘヴィロックとしてサンO)))などに影響を与えた凄みは、説明するまでもない。 スティーヴンオマリー(サンO)))他)による美麗ジャケットも素晴らしい!全7曲入り!
10/12/29