先日 9dw、TORCHEを相手にスプリット作品2タイトルをリリース、ヘビィロックナンバーばかりのベスト盤的内容のアルバムも近日リリース予定と相変わらずリリースしまくるBorisの2009年作の7ep盤とデジタル配信のみで3ヶ月連続で発表されたJapanese heavy rock hitsシリーズの第三弾がこれ！
このJapanese heavy rock hitsシリーズは2008年の長期ツアーと体験を通過した上での2009年のBorisを露にすべく、断続的にレコーディングを行い、創作の過程でヘヴィロックに基盤を置きながらもBORISの魅力のひとつである、あの大きな振れ幅のある音楽性を抑え込まず、敢えてそれを強調するために7epフォーマットでのリリースを考えついたとゆう。。。Japanese heavy rock hitsシリーズはBorisの今後の方向性を感じとることができる作品。Stephen O’Malleyによるデザインと近未来的でかなりやばい新ロゴもかなりいけてます。
第三弾はWata嬢のジャケで『16:47:52...』と『...and hear nothing』の2曲を収録！
この『16:47:52...』がめちゃくちゃいい！ふんわりと優しく響き渡るエモーショナルギター、極限までシンプルな演奏に呟くように、囁くように歌うWata嬢の繊細なボーカルがのっためちゃくちゃエモいナンバーに仕上がっていて、しっとり、じっくりと聴きいってしまいます、、、。
対する『...and hear nothing』はずっどーん！ずっどーん！ずっどーん！と打ち付け、押し寄せる音の大洪水ー！な感じのヘビィエモドローン、スラッジみたいな楽曲、こっれがまた凄い！このJapanese heavy rock hitsシリーズの6曲の中では一番の大轟音、そして個人的にも大好きな楽曲、壮絶なまでの混沌とした音の大洪水の中に蠢くメロディー、その荒れ狂う波をサーフするかのようなユラユラ〜と伸びやかに歌うボーカル、jesu的な雰囲気とかも感じさせる、あれです。やっぱりBORIS最高と思う名曲だと思います。
10/06/21
