日本のエレクトロニカ、ポストロックシーンに欠かせない重要な存在であるworld's end girlfriendの2年半ぶりとなる待望の新作がMonoが主催する Human highwayより『誰も知らない』『歩いても歩いても』の 是枝裕和監督の最新作である『空気人形』の サウンドトラックとしてリリース!!!
昨年秋にたまたまworld’s end girlfriendの「Hurtbreak Wonderland」を耳にしたという是枝監督がこの音楽が『空気人形』のサントラとして思い描いていた条件をすべて満たしていると感じ、何の詳細もわからなかったらしいのだが、確信をもって映画音楽制作を依頼したという。
この映画は、心を持ってしまった性欲処理人形の恋を描いた業田良家の短編マンガを原作に韓国の人気女優のペ・ドゥナを主演にARATA、板尾創路といったキャストで実写化したもの。
今年行われた第62回カンヌ映画祭「ある視点」部門への日本唯一の正式出品作に選ばれており、すでに世界10カ国以上で配給が決定している。
ある日人形が持ってはいけない心を持ち、恋をし、喜び、心を持ったために嘘をつき、寂しい、心を持ったために感情が渦巻く、心を持つことに切なさを覚える、「人形と人間」「空気と空虚」「生と性」をめぐるファンタジーをworld's end girlfriendが奏でるピアノやストリングスが哀しく、エモーショナルでありながらも嬉しさや喜び、優しさを感じさせる彩り豊かで切なくありながら、どこかハートウォーミングな美しくも凄く繊細な音色で全編をゆったりとふわぁーと覆っています、最後に収録されている『水の線路』とゆう曲はアルバム「Hurtbreak Wonderland」のラストを飾った「river was filled with stories / 水の線路」にのせて、ぺ・ドゥナが詩人である吉野弘の詩「生命は」を朗読する楽曲になっていてこれがまた相当にエモい雰囲気ばしばしな感じで最高です。全21曲入り!
09/10/01
10/12/12