80年代後期SNUFF、LEATHERFACE、MEGA CITY FOURの台頭でここ日本でも盛り上がりを見せたUKメロディックシーン！そんな最中1990年にノースリンカーンシャーの高校生4人で結成されたメロディック/ポップパンクバンドGANのコンプリートディスコグラフィーがWATERSLIDEとBOSS TUENAGEの共同リリースにより遂に遂に登場ーーー！
メロディック、ポップパンクファンだけではなくハードコアファンからも支持の厚いDAN、SOFAHEADのメンバーでもありMEANTIMEレコーズを運営していたUKアンダーグラウンドパンクロックシーンの重鎮イアンが彼等の全ライブのブッキングを組み、アルバムをリリースするためにS.M.R.レコーズを新設するほどの熱の入れようだったため、片田舎の高校生だった4人組はあっという間に全英中をツアーするまでになり、GREEN DAYのオープニングアクトを勤めるほどのバンドに成長することに。
初期SNUFFの持つ疾走感に、GREEN DAYのポップさに若さ故の青い哀愁のメロディーとハーモニーを加え繰り出すサウンドは痛快の一言で10年以上を経た今に聴いてもまったく色褪せてません！
1996年の解散から13年を経た今では、世界中のメロディック/ポップパンクコレクターから神格化され、ここ日本でも、多くの熱心なファンに加え新しくメロディックパンクを聴き始めた若いキッズ達にまで支持されています！
これまでにリリースした作品はアルバム1枚とシングル3枚のみ！彼等が残した作品は全て廃盤となっており中古市場で高額で取引されているみたいでこのコンプリートディスコグラフィーは音源を手に入れられないファンにとってとても嬉しい内容となっています！
更に未発表曲1曲を追加し全24曲収録でバイオグラフィー、歌詞対訳付きの日本盤仕様の完全ディスコグラフィー！
しかもシングル3作は初のCD化！
1stフルアルバムは、なんとたったの10時間で12曲のレコーディングを強行したためメンバー自身が気に入っていないらしいので、今回の再発は極少数プレス（限定500枚！！）となっており、2ndプレスには収録の許可が出ないかもしれないらしいので、今回の完全ディスコグラフィーCDは是非ともお早めにゲットしてください！
http://www.myspace.com/ganpunkrock
オススメコメント！
下地 康太 / DiSGUSTEENS
「Ganって言うと、Tシャツを買ったけどデザインが恥ずかしくて結局一度も着ていない、って言う切ない思い出が真っ先に蘇ってきます。久々に引っ張り出して聞いてみましたが、やっぱり青臭くていいですねえ。でも、未だにこのジャケには馴染めません。そういや、Hell Krusherと中身が入れ替わっているミスプレス盤ってのもあった気が。よりによってHell KrusherとGanって...。このCDは中身、大丈夫ですよね？」
TOMI / NAVEL(on Snuffy Smiles & Waterslide)
「SNUFF解散後のUK Marginal RockシーンをGOOBER PATROLと共に支えた名バンド。初期Lookout!に通じる弾けるメロディーと伸びやかなコーラスを、SNUFFを通過した英国産ならではのスピード感に乗せて聴かせてくれます。後にDON FISHER/SERVO/OHNO EXPRESSと渋いバンド群を渡り歩くUKメロディック職人Andyのドライヴィン・ギターでちょっぴり切なさも注入されているトコロがまた味わい深かったり。当時のzineを読むとVo.のDaveはSxEx青年だったりするのですが、1st.LPに代表される独特のアートワークは同人誌レベルでもまずお目にかかれないジャパニメーションの恐るべき解釈を惜しげもなく押し出したモノで、後にBEATNIK TERMITES/SORE LOSER（＆NAVEL ？）と引き継がれていくダメ男系SadPopPunkのアイコンになったかも知れませんね。」
09/09/05
