正体不明の英国在住日本人ビートプロデューサーのBig Animal TheoryがUKのLord Apex、Skuff、横浜のralph、東京のAmniとKntr、そしてUSのtwo:eighteenをゲストに迎え、『However Well Known, Always Anonymous』をリリース。
cdフォーマットは岡山のStand for unityからのリリース!
このHowever Well Known, Always AnonymousとはBrightonの郊外に描かれたグラフィティから引用されたもので、彼のシグネイチャー的な音像に裏付られて確立されたアイデンティティとは裏腹に、匿名であろうとするアーティストとしての姿勢が反映されている。
本作も、前作の『Slow Dying』と同様に、シンセサイザーやサンプルから環境音まで様々な音で構成されるが、これまで以上に内省的かつ鬱屈したサウンドへと進化している。しかし同時にキャッチーさも兼ね備えており、アブストラクトで没入感がありながらも、身体性のある音楽となっている。ジャケットはAmniが制作を行った。
1. Lifeless, Colourless
2. Water Bloom
3. Red Queen feat. Amni, Kntr
4. Writhing In Agony feat. ralph
5. Staring Into You
6. Leave Everything Behind feat. Skuff
7. Darkest Alive feat. Lord Apex
8. Whiteout
9. On Your Side feat. two:eighteen
10. Catch Me In The Lie
11. However Well Known, Always Anonymous
▪️Big Animal Theory
UK在住の匿名ビートプロデューサー。Big Animal Theoryのシグネイチャーサウンドである、独特で色鮮やかなでありながらも内省的な楽曲は、HyperDub、Warp、LuckyMe、Wedidit、そしてBrainfeederなどのビートミュージックやダンスミュージックの文脈に沿って生み出される。
昨今は、FendiやArmaniなどのファッションブランドのWeb広告に楽曲を提供しながら、Big Animal Theoryとしての作品作りに取り組んでいる。また、Lord Apex、Skuff、そしてTommi Craneなどのラッパーとの共同製作や、シューゲイザーバンドである揺らぎを始め、いくつかのアーティストのリミックスも行っている。
Big Animal Theory Archive : https://biganimaltheory.tumblr.com/