日本中を地下通路で繋ぎ、爆音を響かせ世界を揺らすレスザンTVより、
Limited Express (has gone?)が、新作ミニ・アルバムをリリース。またcompact clubのこまどりがサックスプレイヤーになっての初音源ともなる。
全曲コロナ禍で制作された楽曲は、メンバーのできるだけ早く出したいという希望もあり、ミニ・アルバムとしてリリースされる。コロナ禍の状況のみならず、BLMなど時代の空気を強く詰め込んだものとなった。タイトル・ソングの「The Sound of Silence」はサイモン&ガーファンクルのカヴァー。
サウンド・エンジニアは松田健一。ジャケット・デザインはCHIAKIZZ CLUB(でぶコーネリアスEXなど)が担当。2014年のメンバー変更後、アルバムのほかに限定7インチ、Have a Nice Day!とのスプリット、音源つき耳栓の発表、2MUCH CREW、ロベルト吉野との合体などを通して常に音楽シーンにユーモアと刺激を投げかけてきた彼らの“今”が詰まったメッセージ性の強いアルバムとなっている。
1. WELCOME TO MY HOUSE
2. Live or die, make your choice
3. これはファンタジーじゃない
4. SLACK OFF
5. BOMB THE PROMPTER
6. 悪魔は囁き天使は導く
7. The Sound of Silence
【Limited Express (has gone?)】
2003年、US、ジョン・ゾーンのTZADIKから1st albumをリリースし、世界15カ国以上を飛び回る。その後、memory labより2nd album、best albumをリリース。DEERHOOF、WHY?、MY DISCOなどの海外バンドともツアーを回るなど、名実共に日本オルタナ・パンク・シーンで活躍するバンドへ。ステージ狭しと駆け回るボーカルYUKARIの存在感と、それぞれ他のフィールドでも活躍する各メンバーによる激しいパフォーマンスは常にフェスやライブハウスの着火剤。Have a Nice Day!、2MUCH CREW、ロベルト吉野などとコラボを重ね、2019年8月「フォーメーション」7インチ、10月には6枚目のアルバム『perfect ME』をアンダーグラウンド・パンク・レーベル、LessThanTVよりリリース。