東京のエモーショナルロックトリオの1stアルバムから約6年ぶりとなる2ndアルバム"EIGHT
SHADES OF BLUE"が四国のIMPULSE RECORDSからリリース!
DIRTY SATELLITESの1stアルバム"Beautiful & Blue"では前身のMOD LUNGで培ったオルタナティヴカントリーにかつて彼らが90年代にリアルタイムで経験したエモーショナルロックのメロディーを持ち込んだ。1stアルバムアルバムで彼らが見本としたバンドはR.E.M.の後輩にあたるようなCOUNTING CROWS, TOAD THE WET SPROCKET, GIN BLOSSOMS。
1stアルバムはエモーショナルロックでありながら温かみのあるサウンドとなった。
その後、quizkid(東京・福岡)との10インチスプリットではシーケンサーを使うなどさらに洗練されたロックサウンドに挑戦した。
上記スプリット発売後、Vo/Guの矢田は編集長を務めるPUNK/HC/EMOのWEBメディア"LIVEAGE"としてアメリカのエモーショナルロックのレジェンドバンド招聘活動に力を入れた。
伝説的EMOメロディックバンドGAMEFACE(2018年2月来日), SAMIAM(2019年7月来日予定)、ギャレット・クラン(TEXAS IS THE REASONのVo/Guのソロ:2017年2月東京公演を企画)など直接コ
ミュニケーションを取った。それは90年代に彼ら3人がリアルタイムで経験したエモーショナルロックの熱を再び強く楽曲に取り戻すきっかけとなった。
そしてそれらは、彼らが過去に在籍したエモーショナルロックバンド、THIS WORLD
IS MINE(矢田Vo/Gu), THREE MINUTE MOVIE(足達/Ba), ONE THOUSAND WISH(安原/Dr)の要素をこの2ndアルバムに注入することとなった。
さらに今回の2ndアルバムではNEW WAVEという領域に深く踏み込んだ。80年代のTHE
CURE, NEW ORDER, THE SMITHSといったバンド、現代のバンドではTHE KILLERS, THE
NATIONAL, INVSN(REFUSEDのデニスがボーカルを務めるバンド)などの影響を強く受けた。
いわば、このアルバムは彼ら20年間の音楽活動の歴史の総決算であり、振り返りであり、また、再構築であるといってよいであろう。
と同時にNEW WAVEとエモーショナルロックの融合を試みた意欲的な実験作でもある。
90年代後半より活動を続けている人間が奏でる現在進行形のエモーショナルロックサウンドを是非、体感してほしい!