僅か1枚のアルバム、2枚の7"、1枚の4 WAY SPLIT、ツアー用50本限定のカセット、ローカルレーベルのカセットコンピのみをリリースしたにも関わらず、現在も絶大なる人気を誇るペンシルバニアエモ/メロディックのSNOWING。フィラデルフィアのバンドとして語られることが多いですが、実際、彼らはリーハイバレーという街でフィラデルフィア周辺の郊外のバンドです。僅か数年しか活動しなかったという本当にもったいないバンド。しかも、彼らがリアルタイムで活動していたときNateに至っては10代だっていうんだから驚きだ。同郷の先輩、ALGERNON CADWALLADERから大きな影響を受け一緒にエモリバイバルを盛り上げたバンドの一つですよね。又このバンドの特徴としてはエモリバイバルバンドでありながら、メロディック要素も色濃いためメロディックファンをも巻き込んでいることがこのバンドの支持の大きさになってるのは間違いないですね。世界中に多くのバンドがこのSNOWINGのサウンドを模倣していますしね。とにかくかっこいい。そしてキンセラ兄弟の亡霊も随所に伺える。しかしただ
の焼きまわしになるようなことは決してない。現在廃盤となっている2009年リリースの1stシングル「Fuck Your Emotional Bullshit 7"」(リリース総数は数千枚以上)、1stアルバム「I Could Do Whatever I Wanted If I Wanted」(現在までに3500枚以上のセールスを記録中)、解散発表後の2012年にリリースされた2ndシングル「PUMP FAKE 7"」のリイシューとしてその2枚のシングル全曲に「PUMP FAKE」のオリジナルレコーディングバージョン、ツアー用50本限定カセット収録の2曲、Ticklebutt recordsのカセットコンピに収録された「You Bring Something…No」(アルバム収録曲)の初期バージョン、Algernon、1994!、Boys n Sexとの激レア4 WAY SPLIT提供曲を含むアルバム以外のレコーディングした曲全11曲をリマスタリングして収録したSNOWINGが残した全ての楽曲をコンパイル。
活動初期はまさにエモリバイバル爆発前夜を掘ってる一部の人にしか認知されてませんでしたが、アルバムリリース後その人気は一気に爆発。そして人気がまだまだ登るその段階であっけのない解散。そしてALGERNON CADWALLADER同様、解散後に人気は更に高まり伝説となっています。解散後中心人物のNateはDOGS ON ACIDで来日ツアーを2016年9月に行いましたが、会場にはSNOWINGのTシャツを着た多くのキッズで溢れておりました。全音源集は世界初のリリースとなります。
1 Sam Rudich
2 Important Things (Specter Magic)
3 Pump Fake
4 Kirk Cameron Crowe
5 Methuselah Rookie Card
〜Taken from Fuck Your Emotional Bullshit
6 I Think We’re in Minsk
7 Mark Z. Danielewski
8 Malk It
9 Why Am I Not Going Underwater?
10 You Bring Something… No
11 So I Shotgunned a Beer and Went Back to Bed
12 It’s Just a Party
13 Memo Yeah That’s Fine Man
14 Kj Jammin
15 Damp Feathers
16 Could Be Better Forever
〜Taken from I Could Do Whatever I Wanted If I Wanted
17 You Bring Something… No
〜Taken from 75’24 Compilation Cassette
18 I Think We’re In Minsk
19 So I Shotgunned a Beer and Went Back to Bed
〜Taken from Tour Tape (Ltd. to 50)
17 You Bring Something… No
〜Taken from 75’24 Compilation Cassette
18 I Think We’re In Minsk
19 So I Shotgunned a Beer and Went Back to Bed
〜Taken from Tour Tape (Ltd. to 50)