今作は4曲入りのEP扱いながらも約28分を収録したブツで、前作まででWHIRRの虜になった皆様はより虜になってしまうであろう、凄まじいまでにドリーミーなシューゲイズサウンドを展開。
どこまでもぼやけ続けていく輪郭、どこまでもふわり、ふわりとゆったりと浮遊していく音に美しさや優しさ、ぬくもりを感じさせながら、そこに暗雲がたちこめたかのような灰色の世界観を醸し出す細かな粒子が嵐のように吹き荒れる轟音ノイズパートの絶望感も兼ね備えた楽曲にWHIRRの特筆すべきである、あのお馴染みの女性ボーカルのなんとも透明感に溢れた、美しく、甘〜い、そしてどうにもこうにも儚すぎるボーカルを搭載したシューゲイズサウンド。これまでよりも更に更に陶酔させてくれる極上の4曲入り!!!ほんとに最高です!
MY BLOODY VALENTINEやSLOWDIVE、ANNEやNOTHING等のシューゲイズ好きは勿論のこと、エモロック、ポストロック、envyやmono、jesuなんかが好きな方にもおすすめでっす!!!