A side「As time goes by」でXERO FICTIONが歌うのはあまりに突然に変わってしまった世界の中で答えが分からず終わりも見えず、それでも新しい価値観や新しい遊び方を見つけ、強く楽しく前に進む為の決意表明。世界が変わっても、世界が仮に終わっても、ライブハウスは終わらない。そんなメッセージをXERO FICTIONならではの疾走感のあるポップソングで届けるまさに2022年の楽曲だ。
B side「Summer girl」は過ぎ去りし日、そして来たる未来に想いを馳せながら忘れられない、忘れることのない夏の恋を描いたセンチメンタルポップソングだ。結成10周年を迎えるXERO FICTIONの成長としてハルカの表現力の進化にも驚かされる。またそのハルカの歌を最大限に活かすアレンジも秀逸で、10年という月日をかけXERO FICTIONがバンドとして大きなひとつの集合体となってきたことも証明している。