商品詳細
【preparationset / Perception (cd) Ave/Corner printing 】
販売価格:2,200円 (税込)
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茨城を拠点に活動するpreparationsetが、2008年の結成から12年目に発表する初の単独作にしてフル・アルバム。東京・落合 soupへのベネフィット楽曲「stagnant」、東京・新大久保 EARTHDOM支援コンピレーション『2020, the Battle Continues』への参加曲「sound check」を含む全5曲。
preparationsetの音楽は、端的に言えばレゲエ / ダブにカテゴライズされるものです。筋金入りの(文字通りハードコアな)セレクター / コレクターを擁するがゆえ、玄人好みのディティールを見出すのも容易でしょう。にもかかわらず、当初から“レゲエ / ダブを演奏するため”に組織された集団ではありません。各々の独立した知覚と洞察がレゲエ / ダブの肖像となって現出する瞬間そのものこそ、このパックをpreparationsetという楽団たらしめています。
録音芸術のスタイルとして確立されたダブをリアルタイムのパフォーマンスに投入するため、ミキシング・エンジニアの作家性をステージにまで引き込んだライヴ・ダブの手法が生まれて久しい現在においても、バッテリーがフロントでその責を担うバンドは特異でしょう。フロアを液状にするヘヴィウェイトなベース、クリーピーなミストを空間に充填するギター、チルと不穏が紙一重の鍵盤。総じてコールドな質感。そのバックグラウンドには、ハードコア・パンク、ヒップホップ、ジャズ、ノイズ、アンビエントのみならず、あらゆる興味が作用しています。つまりはポストパンク / ニューウェイヴ期におけるレゲエ / ダブのアヴァンギャルドと同質の組成であって、決して最新の現象ではないものの、ノスタルジックな“再現”とは明らかに趣が異なります。その違いはバンドの成立過程に由来するものでしょう。
アルバムは東京におけるホームのひとつ、落合 soupにて空間現代、NISENNENMONDAIらを手がけるnoguchitaoruのエンジニアリングで録音を敢行。ミキシングはつくばの楽器店 / スタジオ「Music Plant」の大谷 巧、土浦のサウンド「JACK KNIFE」に所属するDJ / プロデューサー / エンジニア・kanata labとのコオペレート。マスタリングは、“夏の大△”の一員、ソロの演奏家 / 美術家としてのみならず、角銅真実や正直(小林 椋 + 時里 充)らを送り出したレーベル「BasicFunction」のファウンダーとしても知られ、アキツユコ、池間由布子、NRQ、王舟、PALE COCOON、柴田聡子などの作品を手がけるエンジニアでもある大城 真。既発曲「stagnant」「sound check」も大城の手で新たにマスタリングされています。EARTHDOMでのライヴ・フォトをあしらったアートワークは、デザイナー・OSUSIによるもの。
01. sound check
02. ten months
03. first train
04. stagnant
05. 333
リリースおめでとうございます!
2016年に幡ヶ谷Forestlimitで共演した時にサウンドチェックで度肝を抜かれてしまい、メンバーに細々と質問してしまいました。
あの時はミニマルなコールドウェイヴの様な響きを感じましたが、この音源をこの2020年に聴くとリアリティがあってポジティヴに響きました。
ワンドロップやダブギターの好きな人は必聴だと思います。あのDubへのアンサーチューンも入ってる!!
――AO INOUE (ex-DRY & HEAVY, maccafat)
なにも言うことはないと言うと語弊か?あるかもしれないけれと?、初めてライヴを見た時から、やろうとしていること、ヴィシ?ョンか?はっきりしていることか?なにより素晴らしいと思いました。
売れるか売れないか?認知されるかと?うか?は時の運というかそんなものなのて?、衝動か?続く限り世界観を表現していってほしいなぁと思います。
――console prayer Dub Master X
煙が立ちこめ視界の悪い来た道を、振り返れば、彼らがいた。
――河西裕之 aka Cutsigh (AUDIO ACTIVE)
彼らが紡ぐ音やバンド自体。僕たちへの影響と第三者が獲得する価値。
改めてPreparationsetの存在理由を考えてみる。
その答はこのアルバムなのでしょう。なんと素晴らしいことか。
おめでとうございます。
――MATERIAL (CARRE)
preparationset...
2008年の結成以降、茨城を拠点に活動。AIWABEATZ、BREAKfAST、BUTCHER ABC、COFFINS、THE DEAD PAN SPEAKERS、ECD、FRAMTID、灰野敬二、I DON’T CARE、Kenny Knots、KILLER-BONG、L?K?O、永田一直、DJ NOBU、思い出野郎Aチーム、O.N.O(THA BLUE HERB)、RANKIN TAXI、SxOxB、she luv it、柴田聡子、SOUL DIMENSION、SOUL FIRE、spike shoes、SUPER DUMB、UNHOLY GRAVEらとの共演を重ね、2012年には御大・Lee ‘Scratch’ Perryのオープナーを務めている。
SEXY SAD IはDJ / トラックメイカーとしてヒップホップのフィールドでも活躍。ハードコア・バンドでのプレイ経験を持ち、オーセンティックなスカ / ロックステディ、レゲエ / ダブのセレクターでもあるSIVAと、伊東篤宏、黒電話666、那倉太一と組んだLETTERSでも活動するyoshitsuguは、共にサウンド「BARAK」に所属。kutchanのライフワークはアングリング。
2012年にZENOCIDEとのスプリット10″ヴァイナルをリリース。2015年にはANAL VOLCANO、CARRE、CHAOSMONGERS、ENDON、FILTHY HATE、INCAPACITANTS、ISTERISMO、ZENOCIDEと共に那倉太一(ENDON)主宰レーベル「G.G.R.R.」のコンピレーション・アルバム『TOKYODIONYSOS』に参加。2020年、1stフル・アルバム『perception』を「AVE | CORNER PRINTING」よりリリース。
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